過去の自己破産の事実を新しい就職先に伝える必要はあるの?

自己破産をして新しい人生を
スタートさせた後に、新しい
就職先を見つける人もいると思います。

その場合就職先に過去の自己破産を
調べられるのではないかと、不安に
思う人も少なくないようです。

自己破産の事実は就職先に伝える
必要はあるのか、気になるところを
調べてみましょう。

過去に自己破産していて新しい就職先を
見つけた場合、就職先に破産の事実を
伝える必要はありません。

就職活動において自己破産は
マイナスイメージになることは事実なので、
わざわざ自分から報告してポイントを
下げることもないでしょう。

過去に自己破産をしているから就職
できないということはありませんが、
仕事によっては自己破産者は
採用しないという会社もあります。

破産してから5年から10年の間に新しい
就職先を探す場合、信用調査をされて
不採用になるという可能性もあります。

採用の段階で破産者でないことの証明書の
提出を求められる場合もありますが、
免責が認められている場合は
破産者にはなりませんので
証明書は提出できます。

しかしながら採用時に信用調査をする会社は
ごく限られた会社で、ほとんどの会社は
そんなことはしないので安心してください。

自己破産しているということは、
お金に関しての信用が
なくなるということです。

ですからお金に大きく関わる仕事や
信用重視の仕事に就きたい場合は、
信用調査をされる可能性が高くなるでしょう。

特に銀行やクレジットカード会社などの
金融関係は、関連会社に就職する場合も
信用調査を受けたという例がありますので、
十分に注意した方がいいでしょう。

給与が税金から支払われるため、
公務員も採用時に信用調査が行われる
可能性があります。

職種によっては信用調査を受けることも
ありますが、100パーセント
調べられるというわけではありません。

免責決定して破産手続が終了したことで、
すでに新しい人生は始まっていますので、
自分から自己破産の事実を
就職先に伝える必要は全くないでしょう。

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