私が体験した自己破産の流れを紹介します。
どんな流れで進んでいくのか最初はわからないと思いますがポイント押さえれば
結構簡単です! かっこの中は4月から開始し12月に免責決定した月をかいておきましたので
どのくらい時間が掛かるのか参考にしてください。
⓵もう支払うのが無理となり弁護士の無料相談にメール(4月)
⓶正式に依頼が決定(弁護士さんが受任通知開始)(5月)
⓷大量の書類を準備&陳述書の作成(6月)
⓸書類が揃い裁判所へ弁護士さんが申し立て(7月)
⓹裁判所から不備や追加の書類求められ、準備(8月)
⓺ギャンブルの借金だったため管財人がつくようになり予納金10万になりすぐ支払い(9月)
⓻弁護士さん、裁判官、私、書記官、管財人による面会(審尋)&破産開始(10月)
⓼管財人の調査が入る(郵便物の転送&FXの取引履歴全部と銀行、ノウハウの購入履歴提出)(10月)
⓾2回目(最後の面談)ついに免責決定する(12月)
私は借金理由がギャンブルだったので管財事件となってしまいましたが
生活費に仕方なく借りた場合だったら同時廃止となりすぐ決着がついていたと思います。
自己破産には、免責不許可事由というものがあり、該当していると
管財人がついたり、免責もらえないということになってしまいます。
しかし、そんな人でも私も経験した、救済処置があり
裁判官の判断で免責をもらえることがあります!
これを裁量免責と言います。
ギャンブルで借りてしまった場合でも、決して嘘はつかないほうが良いです。
銀行口座なども厳しくチェックされますし、10万くらいのお金の動きがあると
怪しいと詳しく、問いただされます…
免責不許可事由はどんなものが該当するのかわかりやすく紹介します!
⓵財産隠し
⓶ショッピング枠の現金化
⓷破産の直前に1社だけに返済するなど偏った返済
⓸FX、パチンコ、パチスロ、競馬などギャンブル、浪費
⓹ローンを組む時に嘘をついて借りたもの
⓺他にも嘘をついていると免責不許可事由になります。
この中でも年収を偽ってローンを組んだというのがザラにありそうですよね
以前はローンやキャッシングのときに給与所得の明細必須だったのですが
最近では明細がなくても100万までなら自己申告で借りれてしまう業者が増えてきましたよね
借りれる額が年収の3分の1までと決められてもそれ以上に借りれて破産する人が増えているような…
とはいっても免責不許可事由があっても一回目なら許可下りる可能性が高いのであまり悩まないでくださいね。