大手クレジットカード会社といえば、アメックスカードがあります。
様々な特典が用意されており、社会的なステータス性も高く魅力のクレジットカードです。
自己破産をした後でもこのカードを持ちたいと考えている方のために、詳しくご説明しましょう。
まず自己破産を行うと、その情報はすべて信用情報機関と呼ばれる機関に記録され、いわゆるブラックリストとして扱われます。
この機関は様々な業者や金融機関に対して情報を共有していますから、自身が自己破産しているという事実はどのカード会社にも筒抜けです。
カード会社はそれぞれ審査基準を設けており、それをクリアすることができた場合にのみクレジットカードを発行しています。
日本のカード会社では主に、その人の過去の経済状況等を重視して、信用に値するかどうかを見極める方法が多いようです。
では、今回お話しするアメックスカードではどのような審査基準が設けられているのでしょうか。
次で具体例を挙げながらお話しします。
アメックスカードでは、審査の際次の項目を重視します。
一つは年収や職業、勤続年数などの属性情報、もう一つは信用情報機関に登録されているクレジットヒストリーです。
これら二つを組み合わせ、独自のシステムに照らし合わせることによって合否を決定します。
アメックスカードにおいては、どちらかといえば属性情報の方を重視する傾向が強いようです。
基本的には満20歳を超え、安定した収入を持つ人であれば審査を通過することができます。
ただしパートやアルバイト、無職といった方は申込みできません。
重要なのは今現在、安定した職に就き、月々に一定額の所得があるかどうかです。
自己破産をしたからといってそれだけを理由に審査を通過できないといったことはあまりありません。
アメックスカードは外資系ですから、日本のカード会社と審査基準がまた違うということですね。
自己破産後も、クレジットカードは何かと必要になる場面が多いでしょう。
審査基準を満たせると思ったら、臆せず申込みしてみてはいかがでしょうか。